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【デンマーク便り】建築探訪② オアスタッド(Ørestad)地区
2013年6月27日
コペンハーゲンの街中はレンガ造りのヨーロッパらしい古い建物が並んでいますが、列車で10分程のアマー島は都市開発真っただ中。ということで建築探訪②では、古い街並みとは違った新しいデンマークをご紹介します。
2002年に地下鉄の駅が開通し、20年がかりの開発がスタート。写真は地区に入った辺り、まだまだ原野が広がってます。建築コンペの条項には「建築および芸術の面で最高水準を誇れるよう、建築の形状については完全に自由なものとすること」とあって、なるほど面白い建物が次から次へと現れてきました。
【DR byen デンマーク放送局/ヴィルヘルム・ローリッツェン】
【コンサートホール/ジャン・ヌーヴェル】
アイスキューブのように青い膜でおおわれた外観。夜になると青い光を放って美しく輝くのですが、夏至近くということで暗くなるのは夜中0時をまわってからなので撮影断念…。
内部より。外壁はやはりガラスが使われてました。
そして天井。この向こうに1800席を有する大きなホールがあるのです。
【コペンハーゲン大学/へニング・ラーセン】
【TIETGENKOLLEGIET 円形学生寮/Lundgaard & Tranberg】
大学の敷地に建てられた、何と学生寮!この建物を一番見たかったのです。飛び出たり引っ込んだりと、リズミカルに部屋が並んでいます。
ドーナツ型になっていて、外側は1人用の部屋、内側は2人用の部屋&共用部となっています。木のような焦げ茶色の外壁は何だろうと調べると、トムバックという経年で色が変わっていく合金なのだそう。
と長くなってきましたので、次へ続きます。
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