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【北欧だより9】Kunsten vol.3 憩いの美術館
2016年5月 7日
展覧会の鑑賞後は、ひとつ下の階にあるカフェでランチ。
席を迷いつつ、こちらに決定。
家具はもちろん、照明やテーブルウェアもアアルトデザイン。
テーブルナンバープレートやフラワーベースまで真鍮とは、デンマークらしい。
いただいたのは、お隣さんが美味しそうに食べていたブランチセット。スモークサーモンとサラミ、チーズのプレート。ほのかなスモーク具合のスモークサーモンは自家製なのか、普通のものは苦手な私も美味しいと唸るほど!そしてクミンのまぶされたチーズに添えられたアーモンドのキャラメルがけも絶品。複雑なスパイスの味わいのクラッカーも、お手製と思われます。。
スクランブルエッグやヨーグルト、一口サイズのブラウニーも付いて、本当に盛り付け方や器が可愛らしい。ブランチセットなのでメインや前菜というわけではないのですが、こちらで2,000円ほどとは破格値です(デンマークは珈琲が700円、ペッドボトルのジュースが500円の高物価)。
お会計を済ませ振り返ると、
お昼時となり、カフェも混雑してきました。
そのまま横のドアから芝生へ出ると、こんなにも人が!
1階がカフェやレクリエーション室などで、2階が展示スペース、その上にはハイサイドライトの小窓が見えます。丘の上の立地を生かして入り口を2階に設けたこの建物は、いかにもアアルトらしい自然に即した設計。
古い書籍に載っていた写真は彫刻のみだったので、この噴水は後から設置されたもののようです。ランダムに一部分の水が一時的に止まるので、その間に噴水の輪の中に駆け込むちびっ子達!周りにはブランケットを敷いてピクニックをする親子もいたりして、こんなに市民の日常に溶け込んだ美術館はあまりないように感じます。私たちも芝生に座って、ぼんやり。
雰囲気としては千葉の川村記念美術館に似ているのかしら、またひとつお気に入りの美術館が増えました。
長々とKunstenについて書きましたが、買付の日々はもちろん続行中〜。本日は蚤の市の後はフェリーに乗る大移動日です!
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