HOME › hanauta › ART&CULTURE › 【ART】生きとし生けるもの展@ヴァンジ彫刻庭園美術館
hanauta
« 【休日ランチ】鮮魚・食事処 山正@静岡・沼津 【夏の甘味!】とらや工房@御殿場 »
【ART】生きとし生けるもの展@ヴァンジ彫刻庭園美術館
2016年7月30日
沼津でのランチの後は、高台にあるクレマチスの丘へ。そよ風が気持ちよい〜。
美術館の中に入る前、広々とした庭園の中にさっそく壁画が見えてきました。
浅井裕介「生きとし生けるもへ」
この展覧会のために、1ヶ月かけて公開製作された巨大な壁画。大小様々な動植物が画面を埋め尽くしていて、世界の縮図のような圧倒される画面からは、それぞれが平等に存在しているようなことを心で感じることができました。
草むらの中にも、可愛らしいウサギが。こちらは三沢厚彦氏の作品で、お庭のあちこちにいろいろな動物が出没中。
そして室内へ(今回の展覧会は撮影が可能です)。
入り口より入ってすぐは2階部分になるのですが、広い空間の中には今回参加している14名のアーティストの作品が点在しています。いつもはヴァンジの彫刻が点在しているこのエリアが、また違った感じに映りますね。
西島大介「すべてがちょっとずつ優しい世界」より
ヘッドホンで同氏の’DJまほうつかい’名義のピアノ演奏を聴きながら、丸太椅子に座ってコミックを拝読。まるで絵本のようなやわらかなタッチの絵と、その奥に隠された深く重いテーマ。
【You Tubeより DJまほうつかい『Last Summer』】
これがヘッドホンから流れていた音楽 ♪
高木正勝「うたがき」
こちらは以前に白金台にあるギャラリー「山本現代」にてみた映像作品。関連イベントとして開催されるコンサート行きたかったなぁ。。
三沢厚彦「ANIMALS」
そして大きく占めていたのはこちら、ほぼ等身大の動物たちの彫刻。
クスノキをノミで削り出しているので、あたりには木の良い香り〜。
その他の作品をゆっくり鑑賞しながら、トンネルを抜けて外へ。14名のアーティストの作品が集合したこの展覧会。写真や彫刻、絵画など、全く異なったメディアを使って人間と動物との関係性への答えを出しているのが印象的でした。
そうそう、夏休みということで作品ごとに大人向けの細かな解説の横に子供達向けにかみ砕いた解説&見どころ&問いかけも書かれていて、大人も子供も楽しめる展覧会のようですよ。
芝生に置かれたガーデンチェアに座っていると、時が経つのを忘れそうな開放感〜。
とはいえ3つの美術館のあるクレマチスの丘、お次はベルナール・ビュフェ美術館で開催中の企画展「ロベール・クートラス展」へ移動したのでした。