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【初夏さんぽ】湯河原惣湯Books and Retreat
2022年6月13日
蚤の市明けの一週間は家具の発送が続き、待ちに待った休日がやってきました。
疲れた身体を癒すべく向かうは日帰り温泉。海を眺めながらの道中からすでに癒されています。。
そして到着したのは湯河原惣湯。
カフェとコワーキングスペースの入ったもう1つの棟「玄関テラス」の横を通り抜けると、
すぐに小さな滝が!
万葉公園の中を流れる川に沿って整備された散策路を上流へと向かいます。
さらに進んでいくと、いくつかの小さな滝が現れます。川幅も狭く小さな川なのに、水量が多く他の音がかき消されてしまうほどの迫力!
まるで山中の渓流に来たような錯覚を覚えます。
前回訪れたのはちょうど紅葉の終わり頃だったので、青葉若葉の美しい景色でまた違った雰囲気を楽しむことができました。
ちょっとした散策を終えて、
緑に覆われた「惣湯テラス」に到着。
万葉公園内にあった足湯施設「独歩の湯」をリノベーションして建てられた日帰り入浴施設で、既存の建物をうまく生かした面白い内装です。今回も当日に事前予約をしてから入りました。
まずは母家の先にある貸切露天風呂 ”奥の湯” へと向かいます。手前が男湯、奥が女湯のひっそりとした建物、オープンすぐの時間帯だったので一番乗りでした〜。
聞こえるのは目の前を流れる川の水音、目の前には青々としげる木々、心からふっくらを柔らかくなっていきます。。
のんびりと湯に浸かった後は、その先にある ”奥のテラス” で待ち合わせ。
ポール・ケアホルムのPK22に体を預け、水分補給しつつの読書タイム。とにかく施設名 Retreat(日常生活から離れて、疲れた心と体をリセットして癒すこと)の名の通り、余計なもののない上質な空間でひたすら寛ぎます。。
そしてランチタイムのはじまった”ダイニング”へ移動。
献立表には「短夜の雨」。夏至の前後に使われる夏の季語である短夜(みじかよ)、どんな旬のものが出てくるのか楽しみです。
ぷっくりと丸みのある漆塗りの椀”応量器”に入った7月の膳、こちらの施設でのいちばんの楽しみとなっています。
「新じゃがいもの天ぷら、トマト、インゲン」熱々の天ぷらにぎゅっと濃縮したトマトソースの絡んだインゲン、春から夏へと切り替わる初夏の組み合わせですね。上に載せられているサラダにはピリッとしたルッコラに木の芽も入っているようで、すべてを一緒にいただくと爽やかな初夏を感じます。
「冬瓜、たこ、炊き合わせ」やわらかなタコに半透明な冬瓜の瑞々いこと、すだちの香りが添えられた涼やかな冷製。
「自家製飛龍頭」軽い食感の贅沢な飛龍図には、おろし立ての本山葵に焼き塩のみ。前回と同様なので定番の一品かしら、心のこもった丁寧な味わい。
「鱸、新生姜、ご飯」脂の乗った旬のスズキに新生姜、上から小ネギとすりゴマ。
「万願寺唐辛子、みょうが、赤だし」炙って焦げ目のついた万願寺唐辛子に赤出しの合うこと!
「香の物(胡瓜、かぶ、昆布)」多すぎず少なすぎない絶妙な量の献立、美味しくて2人して無口になって食べることに没頭していました。
「甘味」パリパリ最中にはキャラメルアイスに餡、どこか別に塩も感じられ、すっきりと締めくくります。月ごとの献立なので、毎回異なる旬のものを楽しめるのが良いですね。
フリードリンクコーナーで「The Good Goodies」のブレンドをハンドドリップして、
2階の「ライブラリー」へ移動。池波正太郎の食エッセイ「散歩のとき 何か食べたくなって」を手に取って、珈琲を片手に静かなひとときを過ごします。
ふくれたお腹も落ち着いたところで、
広いメインの湯へ。加温・循環なしの新鮮な湯はナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉、極楽極楽〜。
最後に湯河原産の青島みかん100%ジュースをぐびっと。すべての料金が込みなのも良いですね。
食と温泉、ゆったり時間と日々の疲れをリセットできる、非日常の旅とも違う日常でありながら命の洗濯ができるとっておきの場所です。