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【LUNCH】Curry Spice Gelateria CALPASI
2022年8月26日
配達が終わってお店に戻る最中…時計は11時過ぎ、そして場所は下北沢付近。これはカルパシでランチをいただける!と思い、急いで向かいました。
コースで提供される南インド料理の名店カルパシの姉妹店、こちらはミールスのセットとジェラートを提供するお店。前回訪れてから忘れることのできないその味わいに、思い出しては早く再訪したいと思っていたのです。
「カレー3種」のミールスセット。
左から「レモンチキン」「ダールタルカ」3種の中で一番グッときたのがこのレモンチキン。スパイスの清涼感にレモンの爽やかさ、そこに柔らかな鶏肉が加わり、食べ進めるのが惜しいほどに美味しい。ダールタルカはレンズ豆が主となったまろやかなもの。この味の強弱があるからこそ、南インドらしくライスに少しづつかけて混ぜ合わせると、融合しつつ新しい味わいが生まれるのですよね。
「ネパーリーポーク」パッと弾ける辛さはネパール山椒かしら、豚肉はホロホロと口の中で解けてゆく柔らかさ。
添えられた副菜は甘さのある酸味の「紫玉ねぎのマリネ」、苦味ばしる「ゴーヤの炒め物」、魚介の出汁?が効いている「ニンジンのポリヤル」などなど。
中心のライスはバスマティライスに黒米が混ざり紫色に、頂上にはトマトのチャトニ&レモンのピクルスが乗っていて、強い味わいの2つを他のものと少しづつ混ぜると…これまた別の味わいに変わっていきます。味が喧嘩することもましてや濃すぎることもなく、何をどう合わせても美味しいのは本当に奇跡のよう。
と2人して無言で食べ終わった後は、セットにしていたジェラートをオーダー。
入り口付近にはちゃんと蓋の閉まったカウンターポットが鎮座。。
とお願いしたのは「花椒ショコラーデ「カシアダークチェリー」。カカオ分高めのショコラーダをパクリといただくと口の中には花椒がどっと押し寄せてきます。前回いただいてから忘れ難き味わいそのまま、いや思い出以上の味わいに新ためて感激。そしてもう一つは新作をチョイス、ミルクベースでまろやかクリーミーなところにキャラメリゼしたダークチェリーを混ぜ合わせたもの。
カレーの複合したスパイスの広がりを感じた後に締めのジェラートで単品のスパイスを味わうと、このスパイスはこんな味だったのかととても勉強になります。
【Curry Spice Gelateria CALPASI(カルパシ)】東京都世田谷区北沢2-12-2 サウスウェーブ下北沢1F