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【北欧だより】セムラでFika
2023年2月24日
デンマークのアマー島とスウェーデンのスコーネ地方の間にあるオーレンス海峡を渡ります。デンマーク側の一部は海底トンネルになっているのですが、途中から上がるとこの絶景!洋上に風力発電機が並ぶ様子は、いかにもデンマークらしい風景です。
橋の途中に国境があり、スウェーデン側の陸に着くとパスポートを見せて入国。
時間としては数十分ほどの距離ですが、煉瓦や屋根の色が違うこともあり街の雰囲気が変わります。日曜日の静かな朝の風景〜。
アポイントまでに時間があったので、早めのお昼ご飯ということで以前訪れて美味しかったでベーカリーカフェへ向かいました。
カッチリとしすぎない居心地の良い空間、ひっきりなしにお客様がやってきて老若男女に愛されている様子が伺えます。
可愛らしいディスプレイ。。
カウンターには食事パンから、
カルダモンロールなどのペイストリーなど20種類ほどが並びます。みんなのテーブルを見ると、この時間は甘いパンを片手に珈琲を飲んでフィーカを楽しんでいる様子。
ちょうど空いた2人席を確保してテーブルにお皿を置き、カウンター横のフィルターコーヒーをセルフで注ぎに向かいます。
ここの珈琲豆は近くのロースタリーからだそうで、2種類のシングルオリジンから選べました。デンマークでもカフェでは大きなポットに入ったフィルターコーヒーを注ぐところが多いのですが、これが美味しいことといったら。一杯づつドリップしたものに引けを取らないほどの香りや旨みがあるので、珈琲豆の味を最大限に引き出している焙煎のうまさが伺えます。さすがバリスタ世界チャンピオンを多く輩出する北欧です。
そんな珈琲から華やかな酸味のあるエチオピアをチョイスして、パン2種類を2人でシェア。
好きなパンを選んで、スライスしたてのコンテ&きゅうりを挟んだシンプルサンドウィッチ。もうひとつのカルダモンロールはしっとり食感で、カルダモンの香りがまぁ強いこと!何気ないものなのに、どれもが本当に美味しい。。
そうこうしていたら、地下の工房からセムラがのったバットがやってきました〜。お腹は満たされているもののこの誘惑には勝てず…
またまた2人でシェア。先日Juno the Bakeryでいただいたセムラと甲乙付け難い美味しさ。見た目から想像つかないほど軽いクリームは、甘さは抑えめでミルクのコクや香りがたっぷり。街の常連さんたちは焼き上がりを知っているようでセムラ目当ての人が次々にやってきては、4個6個とオーダーして箱で持ち帰っています。ちょうど翌々日がセムラの日ということもあってか、家でフィーカの時間を楽しむのかしら。。
その後の仕事も無事に終わり、これにて買い付けも全日程終了です。