HOME › hanauta › ART&CULTURE › 【ART】東京都美術館 / エゴン・シーレ展

hanauta

【ART】東京都美術館 / エゴン・シーレ展

2023年4月 3日

2023032801.JPG満開の桜に若葉が混じり始めた4月初旬、雨の上野へやってきました。

2023032802.JPG

外国からの観光客が多い上野公園をズンズン進みます。

2023032803.JPG

上野動物園脇にはパンダ郵便ポスト!

2023032804.JPG

目的は公園奥にある東京都美術館で開催中の「エゴン・シーレ展」、終了間際にどうにか来ることができました〜。

2023032805.JPG

つい昨年秋のフィン・ユール展でもお邪魔したエントランスですが、今回は3フロア(だったかしら?)を使った大規模なもの。

スキャン_20230406 (3).jpg

《今展覧会フライヤー・オモテ面》

19世紀末に生まれたシーレの28年の生涯を紹介するとともに、同時代を生きたウィーンの画家たちにも焦点を当てたものとなっていました。

スキャン_20230406 (4).jpg

《今展覧会フライヤー・ウラ面》

特にシーレが影響を受けたクリムトの作品もたくさんあり、彼を取り巻くものを知ることで、どうしてこの絵が生まれたのかなどより深く理解することができました(クリムトの大判の風景画なんて初めて見ましたし)。

2023032807.JPG

会場内ではこの部屋のみ撮影可となっていました。

2023032808.JPG

内面を吐露したようなナイーブで緊張感のある自画像を真っ先にイメイージーするシーレですが、風景画もまた同様に受けるインパクトがすごかったです。

2023032809.JPG

会場内は老若男女偏りことなく、(私の訪れる展覧会の中では)なかなかの混雑ぶり。

2023032810.JPG

ちょうど1世紀前のパンデミック、スペイン風によって28年の短い生涯を閉じることとなりました。遺作となった未完の作品が最後を飾っていて、もっと長く生きたのならどんな作品を生み出したのか考え図にはいられませんでした。

2023032812.JPG

会場を後にしてからも楽しませてくれる前川建築。

2023032813.JPG

この色使いがたまりません。。

2023032814.JPG

次の展覧会はマティス展なので混雑が予想されますが、空いてそうな日を見計らって再訪したいと思います。

2023032811.JPG

降ったり止んだりの天候の中、お昼ご飯でも食べに行きますか。

【東京都美術館】東京都台東区上野公園8-36

カテゴリー:ART&CULTURE , カテゴリー:さんぽ

バックナンバー