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【春さんぽ / ART】SCAI THE BATHHOUSE/宮島達男展 と谷根千

2023年4月 4日

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上野公園から北はお散歩にもってこいの"谷根千"エリア、まずは根津駅付近でランチです。

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こちら「そばこころ蕎心」は"上野の池之端藪"や"神田のまつや"" 小松庵"で修行された店主さんの営むお店、これは期待が高まります。

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悩みつつもオーダーしたのは「天もり」。サリュオーナーがいれば丼とのセットだっただろうなぁ。。

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薄い衣をまといサクサク食感の天ぷら、塩でさっぱりといただきました。

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この日の蕎麦は長野県・信濃一号、群馬県・常陸秋蕎麦、茨城県境町・常陸秋蕎麦のブレンド。

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艶がありエッジの効いた端正な姿、甘辛バランスの取れた蕎麦つゆにくぐらせていただきます!入り口付近に鎮座していた石臼で引いた蕎麦粉を使っているだけあって、香りも豊かな喉越し良い一枚でした〜。

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お店を後にする頃には雨も止んでいて、桜を愛でながらのんびり散歩です。

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そして到着したのは谷中にあるギャラリー「SCAI THE BATHHOUSE」、その名の通り元は銭湯だった建物を生かしています。

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ここでは「宮島達男展」を開催中。ここでは数年に一度宮島さんの新作が展示されるのでいつも楽しみにしています。

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入り口を入るとそこはLEDのカウンターのが光る真っ暗闇。

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ちょうど私ひとりだけの静謐な空間だったので、移ろう数字を眺めてるとまるで瞑想しているような心の静けさがやってきました。

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次の部屋は一転して真っ白な壁面に新作シリーズが5枚かかっています。

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キャンバスに引かれたグリット線と、ランダムにつけられた数字の書かれたアクリルビーズ、そしてその間を縫うように絵具がのせられています。まるでどこかの地図のよう。

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ランダムかと思った数字はコンピューターによって算出されたもので、この無数の数字を見るだけで気が遠くなっていきます。。

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いつものLEDの瞬きとは異なるアナログさ。

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床には平面を飛び出したかのように無数のビーズが散りばめられていて、おおっとびっくりしました。。

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ふと気づくともう1人部屋に入っていた方がいて、宮島さんのデジタルカウンターがデザインされたブルゾンを着ているなぁと思ったら…なんとご本人でびっくり!しばしご本人を目の前に鑑賞するとても緊張する時間が流れるのでした。。

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その後美術関係と思われる外国の方のご一行がやって来て、自ら作品説明をしていらっしゃいました(それをひっそり混ざりながら一緒に鑑賞)。

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まるで夢のような時間の後、日暮里の方まで歩こうかと思いつつ時間があまりなかったので上野へUターン。帰り道で桃林堂によって休憩することにしました。

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店の奥にあるイートインスペース。

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いただいたのは季節の和菓子と抹茶のセット。

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最後の一つだった道明寺の桜もち。上品なこし餡と葉っぱの塩気が絶妙です。

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そして芸大の前を通り過ぎて、

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上野公園に戻って来ました。すっかり晴れ渡った空の下、夕方からのお花見客に逆らうように帰路に着いたのでした。

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