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【京都さんぽ・ARCHITECTURE】京都市京セラ美術館
2024年5月 1日
蚤の市の搬出も終わり、帰路に着く前の1日をフリータイムにしていました。久しぶりの休日を久しぶりの京都にて!まず向かったのは蚤の市の会場となった”みやこめっせ”のお隣にある京都市京セラ美術館、1933年に建てられた帝冠様式を代表する建物が、大規模改修を経て2020年にリニューアルオープンしました。
柿落としの展覧会が杉本博司さんだったので行こうと思っていた矢先にパンデミックとなり…念願叶って4年越しの来館となりました。一番楽しみだったのは建築で、改修を担当したのが青木淳氏&西澤徹夫氏という師弟関係のお二人だったから。まずメインエントランスはこの1階部分ではなく…
地下にあるにあるガラスのファサードというから驚きです。改修工事の内容に正面手前を押し下げてスローブ状の広場にして…と説明がありましたが、どんな大掛かりな工事だったかと想像するだけでドキドキします。
平安神宮の方から緩やかなスローブを下がっていくのですが、このアールを描く "ガラスリボン"が新旧の歴史をやわらかに繋いでいるように思いました。
中心となっているのは展示室を繋ぐハブとなる中央ホール、天井高は16m!
螺旋階段の先には時間が足りずに断念した川内倫子さんも参加しているKYOTOGRAPHIEの展覧会場。
そして後ろを振り返ると大きな2対の像《阿像、吽像》が鎮座、この先で開催されている「村上隆もののけ京都」展へと誘います。この日はとにかく日本人海外からの観光客問わず、とにかくすごい人人人でした(見切れている頭で想像してください)。
内部をささっと探索すると…外装はまるで異なるものの、照明などを見ると同時期に建てられた旧朝香宮邸を思い出します。
階段を見上げると素敵な窓。
円柱を生かしたLEDの掲示?
2階には豪華すぎる休憩スペースがあったりと、あちこち見て回るには時間が足りずにまたの機会とすることに。
それでは東玄関を抜けて、新しく建てられた東山キューブ(現代美術展示室)に向かいます。