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【熱海さんぽ/LUNCH】La patisserie du musee par Toshi Yoroizukaと熱海そぞろ歩き

2024年11月14日

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じっくり長丁場の展覧会では館内にあるミュージアムカフェでのランチが最適ということで、開店時間少し前に展覧会を抜けてトシ・ヨロイヅカにやってきました。

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窓際と壁際に1列づつあるテーブル席はすぐに満席、館内が混んでいる時は早めのランチが良いですね。

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オーダーしたのは「キッシュプレート」、サクッとバターたっぷりのパイ生地の中にはほうれん草の入ったふわふわのアパレイユが入った王道のキッシュ。地元の有機野菜のサラダはシャッキシャキで新鮮そのもの。

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サリュオーナーは「クロックムッシュプレート」。パティスリーカフェではあるもののこの2つとサラダプを合わせた計3種類が軽食で提供されています。

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その後はここに来て頼まないわけにはいかないプチガトーからは「ベルナール」をチョイス。一番下の層はサクサクのフィヤンティーヌ、ピスタチオのムースやショコラの層としっかりとしたコクを感じる味わい深い一品。恵比寿にあった1号店のオープン当初から出されていたと記憶のあるロングセラーです。

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ランチセットのついているドリンクは「紅茶 一夜城」を。一夜城はここから数十分の小田原市にあるトシさんのお店「一夜城Yoriuzuka Farm」のことで、私の好きな湘南ゴールド(レモンを掛け合わせた小粒の柑橘)のフレーバーがついたとても香り高い紅茶でした。

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サリュオーナーは「クラシックショコラ」エクアエドル産カカオ65%と甘さの少ないカカオにココナッツとクルミを合わせた濃厚な味わい。

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アートに美味しいものと魅力ある美術館のもうひとつのポイントは、改修前から北欧インテリアが使われていること。階段の照明はアルネ・ヤコブセンAJ Eklipta(小さいタイプはお店でも販売していました)。

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ラウンジにさりげなく置かれているのは、コーア・クリントFaaborg Chair。

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デンマークにあるファーボー美術館のためにデザインされたものゆえ、美術館との相性は抜群です。

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そして美術館でよく見かける定番、ポール・ケアホルムのデイベッドPK80。しっとりと肌に寄り添う本革の質が素晴らしいです。

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と職業病のように家具を眺めた後はこの景色に名残惜しさを感じつつ熱海の街へと向かいました。

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老若男女で賑わう商店街は、いるだけで楽しくなるような活気に満ち溢れています。

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食べ歩きには蒸籠でふかしたての温泉まんじゅう。”いいら”は静岡の方言で”いいでしょ!”なんて意味の言葉、素敵なネーミングですね!

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手湯にて手を浸して、

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アジや金目鯛の干物や練り物のお店では今晩のお菜を吟味したり、そぞろ歩きを楽しみました。

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そしてジェラート店を覗くと地元の食材が多く使われていたのに惹かれてお買い上げ。

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「静岡のいちご(この日の品種はおいCベリー)」「西浦のみかん」「いちじくキャラメルナッツ(静岡産いちじくに自家製キャラメル)」の3種、温暖で果物が取れる地域ゆえの贅沢3種盛り合わせです!

日帰りにするのは勿体ないと帰るのを惜しみつつ、日帰りの距離にあることに感謝して帰路につきました。

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