予備日に当てていた帰国の前々日となる日曜日は完全なオフ！まずは朝食ということで中心地から少し離れたところにあるベーカリーへ向かいました。

場所がわかるかな？との心配も無用、7時オープンのお店にはすでに店先で若者たちがパンとコーヒーを囲んで談笑中。この雰囲気だけで美味しいお店なのが伝わってきます。

縦長の店内は奥の厨房から焼きたてのパンが次から次へと出てきます。

順番に並びながら選んだパンをカウンターで購入し、ちょうど空いたカウンター席に座ることができました。

数日前にJuno the BakeryでもいただいたBMO(Bolle med Ost＝チーズ入りパン）、こちらも5種類ある小さめの食事パンから選ぶと、真ん中に切り込みを入れてチーズを挟んでくれます。

このチーズ随分と美味しいなぁと思ったら、プレミアムチーズArla UnikaのEfterglodというハードチーズなのだそう。他にもサンドウィッチも人気のようなので、お昼時にランチに伺うのも良さそう…次回以降の買い付けのために覚えておこうと思います。

店の外を眺めていると、次から次へとお客様がやってきます。ランニング途中の男性や自転車でやってくる方など、休日ということでご近所さんのヒュッゲスポットとなっているようでした。

Fastelavnsbolleも昔ながらのものとパイ生地を使った新解釈のものなど数種類あったのですが、お隣さんが美味しそうに食べていたピンク色のFastelavnsbolleを食後に2人でシェアしました。こちらはカルダモンの香りが程よい軽い食感の丸パンで、バニラ風味のクリームとラズベリージャムを中に絞ったもの。今回は様々なお店のもので食べ比べできたのですが、どれも伝統を考えつつも新しい解釈を入れたりとお店それぞれの考えが反映されているのが面白かったです。

床のタイルが素敵だなぁとカウンターの下をパチリ。お隣の小さな椅子に座ったあったかジャンプスーツに身を包んだ小さなお客さま、ミルク入りコーヒー＆薄いチョコレートを挟んだパン(Bolle med palaegschocolade)をお母さんと一緒に食べていました。このチョコレートも世界大会で優勝したチョコレートファクトリーFriis Holmのものということで、店内ではチョコレートのほかにも珈琲豆など国内メーカーの厳選したグロッサリーが販売されていました。

人気店ゆえに行列必死のようですがお持ち帰りの方が多くさほど待つことなく購入できるのも嬉しいポイントで、また訪れたいと思うお店がまた増えてしまいました。