【商品仕様】

電球口金:E26
ワット数 中心1灯:60w ほか3灯:40W
天井取付:引掛シーリング

※画像は当時のパンフレットより。ルーバー部分がデザインのポイントとなっているため、このような角度での写真となったのでしょうね。

【ヴィンテージの照明器具について】

当店で取り扱っているヴィンテージの照明は、電気工事士の資格を持つ職人へと依頼をし(有資格者以外は違法となります)、電気用品安全法に基づき定められた検査を行い、日本国内で安心して使用できる状態にして販売を行っております。
ソケット・コード・プラグなど電気に関わるパーツを除いたものを買い付けまして、国内にてヴィンテージの風合いや良さを熟知した職人が電気に関わる部分の制作を行いました。もちろんヴィンテージである本体は、家具同様に丁寧な修復を行っております。
新しいものにはない、ヴィンテージならではのデザインや上質な素材を、今の暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

【デザイナー紹介】アルネ・ヤコブセン

Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)1902-1971
デンマーク・コペンハーゲン生まれ。王立芸術アカデミー在学時にパリ万博で銀賞、その後も数々の建築コンペで入賞を果たす実力派。
デンマーク近代建築の旗手として多くの建築を設計。その建築に合わせて家具や照明、ファブリックに至るまでをデザインし、空間全体を総合的に作り出す才能にあふれていました。
ラディソンSASロイヤルホテルのために作られたスワンチェア・エッグチェア、また代表作といえるセブンチェアなど、建築家としてはもちろんインテリアデザイナーとしても数多くの作品を残しています。

【参考資料】

【1964年 Gord Hatje出版 ARNE JACOBSEN より】
アルネ・ヤコブセンの設計した建物を紹介している書籍より、SAS Royal Hotelの様子を紹介します。


1階のロビーには、ヤコブセン建築のこだわりの特徴となっている螺旋階段が美しく鎮座していました。現在は The Radisson Collection Royal Hotel, Copenhagenと名前も変わり、改装によりロビーのインテリアも異なるものに変わっています。


そんな螺旋階段を望むカウンター前には、こちらもこのホテルのためにデザインされたエッグチェア。座ると体全体が包まれるシェル構造で、4脚で円を描くとそこだけ周囲と隔離されたパーソナルスペースとなります。私たちも改装前に訪れたことがありますが、騒がしいロビーが座るだけでひっそりとしたスペースに変わり、チェア一脚によってこうも変わるのかと驚きました。


そして客室の様子。チェアにベッド、照明、壁紙、ドアノブに至るまで自らデザインするという、ヤコブセンの徹底した完璧主義が貫かれています。
現在はRadisson Collection Royal Hotelとなり、「ROOM 606」が当時のまま一室のみ保存されています。

【ご注文に際して】

当ウェブストアで販売しておりますヴィンテージ商品は、すべて修理・クリーニング済となります。しかしヴィンテージ品ゆえに、画像等では表しきれない小キズやシミなどがある場合がございます。予めご了承の上、ご注文下さい。
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