デンマークを代表する家具デザイナーの一人Arne Vodderのデザインによる1960年代SIBAST FURNITURE製造のヴィンテージ サイドボード。
スッとワイドに伸びる広々としたサイズ感で、正面よりロールフロント(蛇腹)式の扉が滑らかに裏側へと収まる様は見事です。非常に細かなスリットからなる扉の造作は、大工からスタートした家族経営の名工 SIBAST FURNITUREの技術の高さが伺えます。内部は4つの部屋に分かれており、各1枚づつの棚板が付いております。いずれも可動式のため、とても便利にお使いいただけます。
素材にはワシントン条約のレッドリストに入っている希少な高級木材であるローズウッドが用いられております。
空間の印象を変えるほどの存在感がありながら、凛としたその佇まいは日本家屋にとても相性の良いデザインかと思います。大容量の収納部も魅力で、リビングに散らかりがちな物をまとめて収納できそうです。それぞれの暮らしに合わせた使い方でお楽しみください。
丁寧にサンディング(研磨)をした後に再塗装を行い、非常に綺麗な状態に仕上がりました。ヴィンテージの風合いを生かした自然な艶は、ローズウッド材の美しい木目をさらに際立たせております。棚板にダメージが見られたため、新規作成しました。天板奥に同時代のローズウッド突板を用いた補修跡がございますが、近くで見ないと分からないものです(丸箇所ご参照)。その他わずかなスレなどあり、いずれも気にならない程度ですがそれらを考慮したお値段とさせていただいております。(鍵は付属しておりません)。そのほか細部の状態などは、画像をご参照ください。
※大型家具のため設置場所までの搬入経路の(集合住宅ではエレベーター、戸建ての階段を使っての搬入には天井高などを含む)十分な確認を事前にお願いいたします。