デンマークで買い付けました1960年Louis Van Teeffelenデザインの、オランダWebe Meubelen製のヴィンテージ ベッドサイドキャビネット。
チーク材の天板のエッジにはテーパーがかけられ、四隅を支える脚部は下方へ向うにつれて楕円から丸へと滑らかに変化していきます。
一番の特徴となっているのは扉の仕様で、正面の取手を手前に引くフリップ式となっております。チーク無垢材を用いた取っ手は彫刻的なデザインで指がかりもよく、内部は広い収納部が現れます。
当時のデザインの最先端であったデンマークのモダン家具は周囲の国にも影響を与えており、このWebe Meubelenの1960年のカタログを見てもデンマークスタイルの家具としてオランダ国内や隣国へも輸出されていたそうです。
ナイトスタンド、ナイトテーブルとも呼ばれるこちらは、ベッドの横に置いて目覚まし時計などを乗せて使用するものですが、もちろんその他玄関先やリビングでも活躍してくれそうです。当時のカタログではベッドサイドに置き、テーブルランプと合わせてディスプレイされていました(下記参考資料ご参考)。
丁寧な修復を施しまして全体的に綺麗な状態です。収納部に極僅かに化粧品の匂いが残りますが気にならない程度と思います。そのほか細部の状態などは、画像をご参照ください。