買い付けも終盤ということでコペンハーゲンへと戻ってきました。7時過ぎの薄ぼんやりとした明るさの中、朝食用のパンを買いに出発。この時間2月上旬にはまだ暗かったことを考えると、随分日が伸びたなぁと感じます。

到着したのは毎回必ず訪れているJuno the Bakery。

7時30分のオープン間もなくからひっきりなしにお客様がやってきます！ここはNoma出身のオーナーが手掛ける地元民に大人気のベーカリーで、週末ともなると長蛇の列になるそう。私たちはちょうど仕事前の朝一番の訪れることが多いので、いつも行列を免れてすんなり購入できています。

ショーケースにはカルダモンロール、そのほかロブロやサワードゥブレッドなど欲しいものばかり。

上段にはセムラが並んでいたので思わず購入。他のお店に行くと昼前に焼き上がりと言われることが多かったFastelavnsbolleですが、朝一番から作ってくれていることに感謝です。

お店をスタートしてすぐの2018年に一度獲得しいるシティベストベーカリーのグランプリを2024年度も再度獲得し、変わらずの人気にさらに進化しているのを感じます。

この日は小雨がちらついていたのでテラスでいただくのは断念しましたが、テイクアウト用の珈琲はProlog Coffeeの豆を使用しています。棚を見るとその他に以前にはなかったKoppiのも扱い始めたのですね〜。

さて宿に戻って珈琲を淹れ、ようやく朝食をいただきます。

このBMO(Bolle med Ost=チーズ入りのパン)は数種類あるパンから好きなものを選んでお願いすると、店員さんがオーダー後にパンをカットしてバターを塗りスライスしたてのチーズを挟んでくれます。

こちらはお店の代名詞となっているカルダモンロール。他との一番の違いは最大限に引き出されたカルダモンの華やかな香り、そしてしっとりフワッとした食感も変わらずの美味しさです。

そして食後にオーナーがスウェーデン出身ということで本格的スウェーデン然としたセムラを2人でシェア。

カルダモンの入ったブリオッシュの頭をカットして、間にアーモンドクリームとローストアーモンド、そしてクレーム・フェテ(泡立てた生クリーム)をたっぷりと。クリームに砂糖が入っていないのでクリーミーだけど重くない、スルスルとお腹におさまっていきます。

なんて味わっていると出発の時間、今日も買い付けに勤しみます！