上野公園・桜並木の人ごみを抜けて、西洋美術館にて開催中の「Skagen An Artist's Colony in Denmark」へ。

美しきコルビュジエ建築、次に訪れる時は最近知った無料の建築ツアーに参加したいと思っていましたが、この日は桜の見頃に合わせたために、また次回のお楽しみに。。

エッジの美しさ。。

企画展示室で行っている主な展覧会は、フランスロマン主義の「シャセリオー展」。一方小さな方の展覧会 Skagen展は、常設展の料金（￥430）のみで観ることができます！

常設入り口から入り（企画展と一部の作品以外は撮影可能です）…

今日は好きな作品以外は、さっくりと観つつ…

Skagenの会場に到着。

【今展覧会パンフレット・オモテ面】

スケーエンはデンマークで一番大きな島Jetland島の最北端にある小さな漁村。19世紀末から20世紀初頭の頃、デンマークはもとより北欧中から詩人や作曲家、画家の集まる芸術家村として知られるようになったそうです。デンマークの画家というと、グレイッシュな色調で静寂さ漂う室内を描くハンマースホイが真っ先に思い浮かんだので、明るく光り輝く色彩で漁村の人々や風景を描くスケーエン派と呼ばれる自然主義の作品に驚きました。

 

【今展覧会パンフレット・裏面】

以前いただいたあるパンフレットがスケーエンで撮影されていて、その風景の美しさからいつか行ってみたいねぇと話していたものの遠方のために一度も行くことができずにいました。そんな折に西洋美術館でこの展覧会を観て勝手に運命を感じてしまったので、時間を作って必ず行かなくては！その際は『北欧だより』で報告しますね。

デンマークとの国交樹立150年記念として開催されている今展覧会。コペンハーゲンの工芸美術館でも2年ほど「Learning to Japan」という記念の展覧会をしているので、北欧ヴィンテージ家具屋を営む私としてはフフフッと嬉しくなりました（その時の様子はコチラ）。

 

 

上野公園には海外からの観光客もいっぱい。晴天の中で満開の桜を見る絶好の機会に恵まれて、とても良い旅行の思い出になったのでしょうね。