今週は家具の修復をしたり展示会に行ったりと、気がつけば半日休みとなってしまいました。。こういった時にはリフレッシュを兼ねて美術館へ！と…いつも通りですね。

ということで国立新美術館にて始まったばかりの「ジャコメッティ」展へ。夏休みは混雑することを想像して、早めにやってきました。

【今展覧会プレスリリースの表紙】

企画チケットとして前売り券とプレスリリースがセットになって販売されていたので、こちらを事前に購入。”プレスリリース”なるものを見たことがなかったので、はて何ぞやといった感じでしたが、詳しい解説が掲載されている22頁の豪華な小冊子のことで、とてもとてもお得な企画チケットでした。

（会場内で撮影が可能なのはこの3作品のある一部屋のみです）針金のように細長い特徴的な人物の彫刻、どこかで見た記憶のある方も多いかと思います。スイスで生まれパリで活躍した、20世紀を代表する彫刻家の一人であるジャコメッティの大回顧展ということで、フランスのマーグ財団美術館のコレクションを中心に、それぞれの年代を代表する大小さまざまな彫刻からエッジングや油彩画まで、かなりの点数の作品を観ることできました。

実存主義についてや彼が残した言葉を頭の中で反芻しながら見ているものの…彼の本質まではとても理解することはできそうにありません。。ただそこに存在ものとしてじっくりと対峙でき、少しは深く入り込むことができたかしら。

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所変わって…こちらはよく訪れるデンマーク・ルイジアナ美術館にあるGiacometti Gallery。2部屋からなる展示室には常にたくさんの人がいて、時には学校の課外授業に遭遇することも。物理的にもそうですが、あくまでさりげなく”作品”然として置かれていなために、どの作品もより身近に感じることができるようです。

【国立新美術館】東京都港区六本木7-22-2