暑い日が続くとどこかへ美味しいかき氷を食べにいきたいとは思うのですが、どこも店内飲食のみでテイクアウトでの提供がないため…今年の夏はほとんどかき氷を食べずに終わっていきます。

そんなこともあってかき氷の代わりというわけではないのですが、今年は桃スイーツをいただく機会が多いように感じます。この日は帰り際に都立大学駅にあるパティスリー、アディクト・オ・シュクルでテイクアウトしてきました。

平日でも午後になるとショーケースないのプチガトーは少なくなっていますが、お目当てものもは電話で事前予約しているので安心。。

珍しく店内は1人だけ、人気のクッキー缶も販売されていました〜。

選んだのは涼しげなヴェリーヌ「サバイヨン オ ネクタリン」。

下からフランボワーズのクーリ(ピュレを濃縮したソース)、宝桃園のネクタリンのコンポート、ソーテルヌワインのサバイヨンムース。ネクタリンを使っているために仲間の桃よりもしっかりとした食感で、香り高きふわふわのサバイヨンソースとの相性も抜群。バーブティーでよくいただくヴェルヴェンヌやミントもふわりと口に広がります。旬のフルーツに淡い香りがレイヤーのように重なっていく、まるでアシェット・デセール(皿盛りデザート)のようなジューシーな一品でした。

もうひとつは「タルト・ネクタリン」。

薄〜いパート・シュクレ(タルト台)にクレーム・ダマンド(アーモンドクリーム)、その上に酸味のあるコンフィチュール、白いのはクリームチーズにシャンティ(生クリーム)を混ぜているのかしら？とスライスした宝桃園のネクタリン。本日のタルトとのことだったので、ちょうど食べごろのネクタリンがあったのか偶然に感謝。。

Addict au Sucre＝フランス語で”甘味中毒”なんて意味ですが、オーナー シェフ パティシエールの石井さんの作る端正な味わいに私たち2人もまさに”トリコ”です。

【Addict au Sucre（アディクト オ シュクル）】東京都目黒区八雲1-10-6