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【SWEETS】Lilien Berg

2021年10月 1日

毎年秋の訪れを感じると、リリエンベルグに行かなければ！とソワソワし始めます。

夏は夏で桃のケーキをお目当てに、そして秋のお目当てはもちろんモンブラン。数日前にちゃんと予約をして…

ウィーンやドイツで修行をされた横溝シェフオープンして、30年以上を経てますます大人気のお店。現在はお休みのティールームは予約分の受け渡し場所となっています。

家に帰って箱を開けて…まずは「モンブラン」。今年はなんだか栗の色が濃い！

土台はダックワーク生地、中は甘さを控えたクレーム・シャンティ(砂糖入りの泡立てた生クリーム)と栗の甘露煮。その上から幾重にもマロンクリームが細く絞られて完成〜。ふわりと軽やかで、それでいて風味が強く、今年もいただけることに感謝。。

「ぶどうのケーキ」

口に含むとパッと散るジェノワーズ生地に、スライスしたピオーネとクレーム・シャンティ。桃の時よりも幾分甘さが調整されていたりと、季節によってフルーツの変わるショートケーキも丁寧で繊細な味わいです。

秋のものをもうひとつ「アプフェル・シュトゥルーデル」ウィーンのお菓子なので提供してるお店も少ないですが、このパイ生地よりもさっぱりとしたシュトゥルーデル生地にリンゴ（皮の色からブラムリー？）やレーズンなどが入って、ほっとする素朴な美味しさです。

もうしばらくして秋が深まってきた時分に、タルトタタンをお目当てに再訪しなくては。。

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