この日は用事があり夕方から国立へ、早めに到着してまず向かったのは…久しぶりの甘味ゆい！

人気のかき氷店ゆえに今までは夏ともなると行列必死でしたが、現在は当日の午前中から電話予約をすることができるようになりました。こんな夕方に伺ってスッと入店できるなんて、とても嬉しいです。。

お茶が入っているのは古い蕎麦猪口。

当初は移動販売のたい焼き店として"たいやきゆい"を営んでいたご夫婦が、2012年に"甘味ゆい"として居を構えます。長いL字カウンターにテーブルが数席、ゆったりとした時が流れていました〜。

オーダーしたのはメニューにあったら頼まずにはいられない「桃」。山梨県志村農園の桃・浅間を使ったぜいたくなシロップと、上にはフレッシュなダイスにカットされた桃が乗っています。

桃のシロップは少し火を入れているそうで、とろりと濃度があり桃の風味がより強く感じます。ふわふわと初雪のように軽く空気を含んだ氷で、もちろんキーンとすることもなくスプーンを握る手が止まりません。

サリュオーナーが頼んだのは「西瓜とささげ豆」。山形県庄内産の小玉すいかと岡山県産だるまささげ豆を使用。豆をスイカの種に見立てて氷の盛り方も鋭角に、見事なカットスイカではないですか。

普通のかき氷というよりはグラニテのような味わいで、スイカをジュースにして凍らせた氷と思われ…なんて手間のかかるものでしょうか。スイカの果肉に甘塩っぱく固めに炊いたささげ豆がアクセントになっています。スイカ味というと淡いシロップを思い浮かべていたので、想像を遥かに超えた味わいに感動しました。。

旬のフルーツを使うかき氷は時期によっても異なりますし、こちらは和のテイストも美味しいのでまた次の出会いが楽しみです。

仕事も終え、リフレッシュした気分で帰路につきました。

【甘味ゆい】東京都国立市西2-19-12